U・Iターン転職の人気が高まっている
転職の中でも「U・Iターン転職」を選ぶ人が増えてきています。
まずUターン転職とは、地方で生まれ育ち都会の学校へ進んだあと就職、その後故郷へ戻って別の職業につくことを言います。
一度都会で就職し、再び故郷である地方へ戻って職に就く場合も含まれます。
また、Iターン転職は都会で生まれ育って学校へ進み、都心部で就職、その後地方へ移住して就職することを指します。
都会で学校を卒業、就職したにも関わらず転職先に地方を選ぶのは現在の世の中の状況が関係しています。
いくら大手企業といえども、終身雇用は夢となってしまいました。
すると、都心部にある会社で働くことだけでなく、ライフスタイルも重視して仕事を選ぶ人が増えてきているからです。
転職と言えば職場・職種を変えることですが、U・Iターン転職はさらにライフスタイルの変化も選ぶことができるのが魅力です。
Uターン転職に満足している男性
広島県広島市出身で地元の専門学校でプログラミングを学び卒業、その後大手輸送機部品メーカーへ社しました。
勤務は神奈川県横浜市でしたが、「好きな仕事がしたいから」とこだわりはありませんでした。
ところが主な仕事にプログラミングはほとんどなく、交通関連システムの構築を任されました。
協力会社とのマネジメントに追われる日々で、知識不足からトラブルに対応できないこともありました。
協力会社とは対等に話せず、不安でいっぱいの日々をすごすこと3年。
実際に転職を決意するまでには2年の月日がかかりました。
というのも社内には仲の良い同僚がおり、後輩を育ててあげたい気持ちもあったためです。
それでも転職に踏み切ったのは、常に続いていた残業が理由でした。
地方出張も多かったことで、多忙さから困っている人やお客さんを助けられないことや助けるための技術もないことなどが重なり、取り戻したい気持ちがありました。
故郷の広島でゆとりのある生活を送りたい
転職を考えた時思い浮かんだのは故郷の広島でした。
大企業よりもむしろ中堅企業に絞って転職活動をしていたほど、さらに本社が都会にある企業も対象から外しました。
転職の可能性をなくし、プログラミングや周辺技術の習得とゆとりある生活ができることを転職先選びのポイントに。
地元企業にしぼって転職活動を行った結果第一志望に決まりました。
Uターン転職して3年後、彼は希望の仕事に携わり、技術的な成長も感じられる日々を送っています。
休みの日には車で1時間ほど走ったところで自然の中でリラックス、近所のプールで泳ぐことも楽しんでいるそうです。
会社の上司はIターン転職者
転職先の上司にIターン転職経験者がおり、「UIターン転職者は即戦力」と考えていたためなじみやすかったのではないでしょうか。
その会社では、ここ3年に採用したSEのうち3割ほどが東京からの転職者になっています。
都心からの転職者は技術がありお客さんとの関係も上手に持てることから、地方企業からは求められている人材です。
生活と仕事のバランスを考えた時、地方の方がいいと上司の男性は語ります。