面接に動画を活用するメリット
近年はスマートフォンの普及でインターネットを利用する人が増加しているのですが、WEBを有効利用する企業もどんどん増えています。
そんな中には、面接を動画で行うという最新の方法を導入した企業も存在しているのです。
では、面接で動画を活用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。
面接で動画を活用するということは、指定された時間に会社へ訪問する必要がなくなるので、面接に行く手間をなくすことが可能になります。
会社まで面接に行く必要がないということは、交通費を使う必要もないので、なかなか就職が決まらないことが理由で、あまりお金を使えないという人にもメリットがあるのです。
近年は面接で交通費を支給してくれる企業が減っているので、面接に来る応募者だけではなく、現在でも交通費を支給している企業側にもメリットがあります。
企業側は時間を割いて面接を行っているのですが、動画を利用すれば、空いている時間を使って動画を閲覧し、合否を決めるということができるので、時間を有効活用できるという点もメリットと言えるでしょう。
面接を受ける側もあまり緊張しないですみますし、最近では動画の撮影やアップロードも簡単に行えるようになりました。
これならパソコンが苦手という人であっても簡単にできるので、面接で動画を活用するというのはかなりのメリットがあると言えるでしょう。
実際の面接で取り返しのつかないような発言をしてしまえば、その時点で終わってしまうのですが、動画であれば問題発言をしていないかという確認もできますし、やり直しがきくというメリットもあります。
もちろん送ってしまった後ではもう取り返しはつきませんが、送る前であれば取り直すことで失敗を帳消しにできるのもメリットなのです。
デメリットはないのか
面接で動画を活用するというのはとてもよい方法なので、メリットはあってもデメリットはないのではと考える人もいるでしょうが、動画は送る前であれば取り直しができるので、その人の本音を聞くということができなくなります。
そのため、会社によっては1次面接を動画で行い、2次面接は実際に会社へ来て行うという場合もあるようです。
これではあまりメリットがあるとは言えませんし、1回の面接で採用してもらえないのであれば、初めから会社へ面接に行ったのと同じではと感じるでしょう。
他にも動画を取ることに慣れていない人は、画質が悪くなってしまうこともあるでしょう。
このように画質が悪いことが理由で、全くパソコンとは関係の内容な企業の面接で落ちてしまうという可能性もあります。
どのようなものであっても必ずメリットがあればデメリットもあるのですが、実際面接に動画を導入するというのは、明らかにメリットの方が多くなっているので、コンピューターの会社などでは今後どんどん導入されていくでしょう。