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職務経歴書の書き方

中途採用のときにのみ必要な職務経歴書

最近は転職のときに、履歴書だけではなく職務経歴書が必要になる会社が多くなっているのですが、学校を卒業した新卒者は職務経歴書を書くことはありません。
なぜなら職務経歴書というのは、このような仕事をした経験があるということを書く書類なので、たとえアルバイトの経験があっても職務経歴書を求められることはありませんが、中途採用の場合には必ず何かの仕事を行っているので、どのような仕事をしてきたのか、どのような経験があるのかを知るための書類が必要になる場合があります。

なぜ職務経歴書を求められる場合が多くなったのかというと、近年は書類選考が多くなったからです。
不景気で面接だけでは対応しきれない場合が多いことや、すぐに辞めてしまう人が多いことから職務経歴書の提出を求め、ある程度人数を絞ることが目的で職務経歴書を書くことが増えています。
しかし、職務経歴書を書いたことがないという人も多いので、しっかりと書き方を勉強しておかないと、書類選考を通過するのが難しくなってしまうでしょう。

職務経歴書でチェックするポイント

履歴書の場合には学歴や職歴、どのような資格を持っているのか、志望動機は何なのか、自宅から通える範囲に住んでいるのかなどを見ることが多いのですが、職務経歴書の場合にはどのようなことをチェックするのでしょうか。
近年は経験者を求める会社が圧倒的に増えていることから、当社で行っているような仕事の経験があるのかという点が大切になります。

職務経歴書は仕事内容まで詳しく記載するので、同じ業種でも仕事内容が違っていれば、当然採用しても指導しなければ仕事ができなくなります。
このような点をチェックするために職務経歴書を書かせる企業が増えていると言えるでしょう。
他にも仕事に対する意欲はきちんとあるのか、プレゼン能力があるのか、転職目的がしっかりとしているのかという点をチェックするのですが、このようになぜ職務経歴書の提出が求められているのかを知らないと、書類選考を通過するのは難しくなってしまいます。

書くときに注意するべきこと

職務経歴書を書くときには注意するべきことがいくつかあります。
1つ目は興味を持ってもらえるような書き方をすること、2つ目は応募先の企業のニーズに合わせたような書き方をすること、3つ目は読むほうの立場になって書くことです。
これだけ注意するだけでも、書類選考を通過する可能性が高くなります。

丁寧な字で書く、誤字脱字をなくす、読みやすい書き方をするというのは履歴書にも言えることです。
やはり職務経歴書は書類選考の為に使用する物なので、興味を持ってもらえる、企業のニーズにこたえるというのは当然でしょう。
そして自分が読むのではなく、相手に呼んでもらうのですから、相手が読みやすい書き方でなければ書類選考を通過するのは難しくなります。