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有利に転職を進められるコツ

求人が多く出ている時期を知る

転職するためには求人が多く出ている時期を知ることも大切なのですが、どの時期に求人が多くなっているのかというと、やはり12月にボーナスをもらってから辞める人、6月や7月にボーナスをもらって辞める人が多くなっていることから、その翌月である1月や8月に求人が多くなる傾向にあります。
ただし、毎回同じ時期に求人が多くなっているというわけではなく、平均すると求人が多くなっているということだけなので、この季節なら絶対に大丈夫というわけではありません。

特に6月や7月は新入社員が会社に嫌気がさして辞める人が多くなっているので、求人が多くなる傾向にあるのですが、求人が多くなる反面、仕事を探す求職者も多くなるということです。
ようするに求人が少ないときは応募希望者も少なく、求人が多いときには応募希望者も多いので、必ずしも転職が有利になるということではありません。
このようなときにはできるだけ早く応募してしまい、自分が転職したい会社が応募を締め切ってしまわないうちに決めてしまうというのが最良の方法でしょう。

しかし、求人が少ない中を探すよりも、求人が多いときに探した方が有利になる可能性は高いので、やはり求人が多くなっている可能性が高い時期というのを知っておくことも重要です。
業種によっても求人が多くなる時期と少なくなる時期は異なっているので、情報収集をしっかりと行う必要もあります。

業種別に求人の多い時期は変わってくる

仕事を辞める人が多いのは6月や7月、12月になっているのですが、業種によっては別の時期に多くの求人を出す場合もあります。
例えば引越し業者ですが、引越し業者は利用者の多い季節に多くの募集を行う可能性が高いので、引越しをする人が多い2月から4月の間に求人が多くなる傾向にあります。
宅配業者は年末に忙しくなる傾向にあるので、11月や12月に求人が多くなる傾向にあるのですが、このように一定の業者が忙しい時期を狙って転職するという方法も効果的です。

しかも忙しいのに嫌気がさして辞めてしまう人も多くなっているので、不足している人数分の求人も出す場合があります。
ただし、このような方法は特定の業種に絞って転職するための方法なので、本当にこの仕事がしたいと考えている人でなければいけません。
中には年間を通して求人が多くなっている職業もあります。

年間を通して求人が多い職業というのは、条件があまりよくない場合にはすぐ人が辞めてしまうから常に求人を出しているのであって、条件がよい場合には国家資格を持っていなければ仕事ができない場合が多くなっています。
まずはどの業種に転職したいのかを明確にしておき、求人が多い時期を調べておきましょう。
次に自分が採用してもらえる可能性があるのか、応募条件を満たしているのかを確認してから行動に移すようにすれば、転職活動を有利に進められます。